知覚過敏におすすめの歯磨き粉とは?選ぶときに注意したい成分を歯科医が解説
冷たいものや甘いものを食べたとき、歯がキーンとしみることはありませんか?それは知覚過敏のサインかもしれません。知覚過敏の症状がある方は、毎日使う歯磨き粉を見直すことで日常の不快感を和らげることができます。
知覚過敏とは?なぜしみるのか
知覚過敏は、歯のエナメル質が薄くなったり、歯茎が下がったりすることで、内側の象牙細管が露出し、外からの刺激が神経に伝わりやすくなった状態です。歯ぎしりや強い歯磨き、歯周病の進行が主な原因として挙げられます。
知覚過敏の歯磨き粉で注目したい有効成分
硝酸カリウムは神経への刺激を和らげる即効性のある成分です。乳酸アルミニウムは象牙細管をふさいでバリア機能を持続させる働きがあります。また高濃度フッ素(1450ppm)は歯の再石灰化を促し、歯を強くする効果があります。「薬用」「医薬部外品」と表示された製品でこれらの成分が入っているものを選ぶと安心です。
知覚過敏がある人が避けるべき成分
研磨剤を多く含む歯磨き粉は、敏感になった歯の表面をさらに削ってしまう可能性があります。シリカ(二酸化ケイ素)やアルミナ(酸化アルミニウム)などの研磨成分が多い製品は、毎日の使用でダメージが蓄積されることがあります。パッケージに「研磨剤なし」または「低研磨」と書かれた製品を選びましょう。
何日使っても改善しない場合は歯科へ
知覚過敏用の歯磨き粉を1〜2週間使っても症状が続く場合は、歯ぎしりや歯周病など別の原因が隠れている可能性があります。セルフケアだけで対処しようとせず、早めに歯科医院を受診することをおすすめします。
まとめ
知覚過敏の歯磨き粉選びは「研磨剤が少ないこと」と「硝酸カリウム・乳酸アルミニウムなどの有効成分が入っていること」の2点が基本です。しみる症状が気になり始めたらまず歯磨き粉を見直し、改善しない場合は早めに歯科へご相談ください。
